ビフォー
アフター
リフォーム概要
- 洋間改装工事(断熱工事:床断熱材入れ・壁プラスターボード重ね張り・天井断熱材入れ)
- 豊川市K町I様邸
- 木造2階建て 築41年
- ¥2,300,000
- 施工期間 14日
- ウッドワンコンビット鏡面フローリング仕上げ
YKKap プラマード内窓設置×3か所
床・天井断熱材入れ
リフォームのきっかけ
両親の部屋を1階に移動したい。
階段の上り下りがきつくなってきた。
トイレに近い1階がいい。
1階を寝室にするので、古い家だから安全な部屋にしてほしい。
明るいクロスで仕上げたい。
コンセントの位置を変えたい。
古い家で冬場は寒いので入るところには断熱材を入れて欲しい。
などK様の息子様からご希望とご要望がございました。
提案内容
建築竣工が40年前ですので、耐震性、断熱性は今の基準と異なっていることをご説明させて頂いてから、どのような施工方法でご要望を満たすことが出来るかをお話させて頂きました。
K様の予算とご要望をお聞きした上での施工方法ですので、完全な耐震性能向上、断熱性能向上にはなりません。今よりも良くしたい工事であるとご説明し、ご理解して頂いた施工で行いました。
工事後の10日後に再度訪問しましたが、2階の音も気にならないし、車の音も静かになった、寒くない、とお話を頂きました。満足して頂いて嬉しく思いました。
After
メイン壁の仕上げをアクセントクロスを用いて、カラーを変えてみました。
K様はローボードを置いて、大き目のテレビを購入される予定です。
天井にはいままで使っていたシーリングライトをそのまま利用して、他に4灯のダウンライト(電球色)を補助用で設置しました。
天井照明はLED照明ダウンライト(電気色)を壁には1灯ブラケットライトを設置しました。
K様が落ち着いて、横になられながらテレビを温かい照明色でテレビが見られるように。
元々、10帖の洋間ですので、広いですね。
早く、新しいベッドが来るのが楽しみですね。
天井の高さは依然とほとんど変わりません。
同系柄の色違いのクロスをアクセントにするのが、一番相性がいいかなと思います。
フローリングのライトブラウンとも合いますね。
コンセントの数はだいぶ増やしまたね。エアコンの専用回路も増やすことが出来ました。
ウッドワンコンビット鏡面フローリング ライトブラウン この色が一番人気があります。
開口枠も交換し、ウッドワンのドア枠カラーに合わせて新調した開きドアです。
アクリル板を仕様しておりますので割れることはありません。
壁パンソニックブラケットライトです。今までは真っ暗にしてご就寝なさっていた。K様ですが今ではこのライトをつけっぱなしにされているそうです。
夜中のトイレに丁度いいらしく。
YKKapプラマード 型ガラス 内窓を設置しました。
少し空間は狭くなりましたが、出窓にも内窓を設置しました。
このような、納まりとなります。
キレイにおさまりました。
Before
解体前の洋間のタイル壁です。
しっかりとのり付けされて着いていました。
板張りの壁は高級感があるのですが、やはり暗く感じますね。
床は12㎜のフローリング1枚張りで捨て張り無し、床断熱材無し、天井も2階に洋間があるので、断熱材はもちろん入っていません。息子さんがパソコンを利用していましたが、冬場はかなり冷えたそうです。
すでに、壁付けルームエアコンは壊れていました。しかも、専用回路コンセント無しでした。
昔の職人さんは平気でなんでも無茶な施工をしてましたね。
Work
まずは、壁の解体から始めていきます。
天井のベニアと下地の野縁も撤去しました。
太いのものの張りが出てきました。金物で固定します。
古い束石、根太材、大引は撤去し、新しく束石を据付、大引を固定します。
レベルが長手で3㎝の違いは苦労しました。
天井の新しい下地を野縁で組みます。
厚み10㎝、10㎏のグラスウールを天井断熱材として入れます。
天井ボードは通常9.5㎜の厚みの物を使いますが、12.5㎜の方が厚く扱いやすいので使用します。
壁には部屋が少しでも強くなり、地震が起きた時に「逃げる時間」が確保できるように、12㎜の構造用合板を下地として張ります。
床の土台から天井下の張りまでを構造用合板で繋ぎ、一体化させます。
構造用合板を張り終えたら、クロス下地となる12.5㎜のプラスターボードを張っていきます。
クロス下地の12.5㎜プラスターボードも張り終えて、この後は内装工事クロス張りに入っていきます。その後は照明器具、建具交換、内窓設置などを行い工事完工となります。
今回も洋間改装工事の施工事例をご覧になって頂きましてありがとうございました。
今後の皆様のリフォーム・改装工事のご参考になれば幸いです。











