ビフォー
アフター
リフォーム概要
- 外壁修繕工事(カバー工法:既設サイディングを剥がさずに板金を張ります。)
付帯工事:樋補修工事・ルームエアコン外部配管脱着・ガスボンベ移設等 - 豊橋市H町 I様邸
- 木造2階建て 築33年
- ¥700,000
- 施工期間 7 日
- ガルバニウム鋼板 Kスパン外壁材重ね張り工法
リフォームのきっかけ
建築後(分譲住宅*Tハウス)23年間外壁塗装を一度も施工せずに、約10年程前に弊社にて外壁塗装工事を施工いたしました。すでに10年前にお話を頂いた時点で東面の外壁の剥離及び劣化が酷く、塗装をしても5年から7年程で剥離や気泡が発生、変性ウレタンやサイディング補修用パテを使用して埋めたところのムラが生じることはお話をさせて頂いておりましたので、その症状が出ましたら板金を重ね張りしなければならないことをお話をさせて頂いておりましたので、お客様がご自身が東面の外壁の具合を見て弊社にご連絡を頂きました。
いくら、良い高価な材料を塗っても下地の状況が悪いと長持ちは致しませんので外壁塗装は早めの塗装がひつようです。
提案内容
外壁面(4方)全てに板金を張らなくても、1面のみの部分施工は可能です。ルーバー窓、出窓。勝手口ドアなどの額縁などの取り合いを下地材(木材)などで付加せば、後は板金で包むことが出来るとご説明をさせて頂きました。比較的東面、南面の強い紫外線が当たる場所、雨風が強く当たる外壁面は面の痛みは早いですね。
1面のみの外壁補修工事をお勧めさせて頂きました。
After
既設のサイディングカラーの類似職にて上下のKスパンを張り分けます。
2階出窓、階段のルーバー窓勝手口ドアの周りの額縁も板金を巻き上手く収まりました。
竪樋は固定金具とソケットを交換して、後は既設を再利用致しました。
土台水切りも交換します。
既設の中間帯と見切り板金の違いがわかるでしょうか。
Before
外壁のムラの点々が前回の10年前の工事で変性コーキングや補修用パテを利用して傷んだ箇所になりますが
もともとは釘打ちの箇所が多いですね。
前回は日本ペイントシリコンセラミックにて外壁塗装を行いました。
チョーキングなども見られます。(粉が出ることを言います。)
このように、補修をしても塗膜が長もちは致しません。
塗膜も劣化してチョーキングを起こし、補修箇所は濃くムラになってしまいます。
シーラー(密着増強剤)を2回塗りの後に上塗りを中塗り、上塗りと施工しましたが10年後にはこうなってしまいます。
Work
まずは既設サイディングの上に防水紙を張り、外壁の下地材の外部胴縁(18㎜)を取り付けます。
板金Kスパンはタテ張りなので、外部胴縁は横に流して取り付けます。
上裏(軒天)にも30㎜ほど逃げて見切り材を取り付けます。ここにKスパンを差し込みます。
窓廻りは野縁を額縁の下地材として取り付けて、板金で包みます。
階段のルーバー窓を板金で包みました。
1階と2階の色分けは中間に見切り材を入れて区分けします。
足場をバラス前に上部の完了チェックを行います。窓廻りのコーキングOK!
外壁の掃除OKです。
掃除完了!現場確認完了! お客様確認完了! 工事完了になります。