築100年の古民家の屋根を部分補修!豊川市屋根改修工事 鶴弥陶器防災和瓦J型 豊川市M町 S様邸

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アフター

リフォーム概要

  • 屋根瓦部分改修工事(西妻側部分葺き替え:60㎡)
  • 豊川市M町 S様邸
  • 木造2階建て 築102年
  • ¥1,500,000 
  • 施工期間 7日
  • 鶴弥 陶器防災和瓦J型 53A

リフォームのきっかけ

雨漏りは現在していないが、屋根の北側の軒ぞろえが下がってきて瓦が落ちて屋根が崩れそうとのご相談がございました。

提案内容

軒先の一部の補修工事では施工が出来ない為に西側の妻(南北)の屋根の葺き替えをお話させて頂きました。
補修作業の際も私を含め、職人さん達も安全に的確で適切な施工をしなければならない為足場組及び60㎡ほどの屋根瓦の葺き替えをさせて頂きました。築後100以上経過しているため私共が瓦に乗り、動き作業するため最低範囲の施工をお話をして施工をいたしました。足場の解体・撤去後も既設の瓦が割れることを予想して、
工事の最後は下屋根の瓦10数枚を差し替えさせて頂きました。

After


南側屋根の葺き替え完了です。


既設の瓦との取合い(接合部)は下地調整を行いましたので、若干の段差が生じるため風切り丸を
被せました。


南側の本棟7段も既設を復旧いたしました。


北側の線形写真です。


平瓦葺きが完了しました。これから、水洗いします。


屋根の水勾配はかなりきつく、5寸5部ほどの勾配がありました。


北側屋根の全景です。 これで、改修工事が完工致しました。

Before


北側の軒先の垂木と野地板が腐食して屋根が下がってしまいました。


瓦が軒樋に被さってしまっています。


足場を組み、腐食部の上の状況を確認しました。今にも瓦が落下しそうでした。


軒先の漆喰と軒揃えがありません。


軒先の野地板もこれだけ腐食していました。

Work


安全対策と撤去物の下ろし、新設瓦の荷揚げの為に足場にステージを作ります。


既設の瓦の撤去から始めていきます。


既設の瓦を撤去し、次は土を剥がしていきます。すごい土の量でした。通常の倍はありましたね。


土の撤去後はスギの野地板を剥がしていきます。


南面も剥がし終わりました。


既設の下地胴縁にコンパネ/12㎜を張り、防水シートのアスファルトルーフィングを施します。これで雨は入りません。ルーフィングの上に瓦桟を組んでいきます。


既設との取り合い箇所です。


瓦を荷揚げし板金を取付手から瓦を葺いていきます。


瓦は下から葺いていきますので、抜き木を使い足場や瓦の置き場を作ります。


丁寧に確実に施工していきます。

 

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